早めに対処すれば幸福度が上がる!?肩こり大調査から見えてくるものとは

2016年、夏。

ロキソニンなど肩こりや腰痛のつらい痛みに効く湿布薬でおなじみの第一三共ヘルスケアは、全国50000人を対象とした肩こり・腰痛に関する大規模な意識調査を実施しました。(詳しくはこちら

この大規模調査の結果から、肩こりに素早く対処することで肩こりに悩む割合が少なくなる傾向があることがわかってきました。

今や国民病とさえ言われる肩こり。

統計から見えてくる驚きの事実にせまります。

肩こりの割合が最も高いのは【奈良県】、低いのは【沖縄県】

働き盛りの30代、40代の肩こり・腰痛経験者に対して行われた第一三共ヘルスケアの意識調査では、この1年間で経験した体の痛みを尋ねると、「肩こり」が54.6%でトップになりました。


半数以上の人が、肩こりに悩まされているようです。



都道府県ごとにみると、肩こりの割合が最も多いのは【奈良県】の60.8%。


一方、最も少ないのは【沖縄県】の48.0%でした。


2位が【徳島県】、3位が【大阪府】と、全体的に西日本のほうが肩こり人口が高い傾向があるようです。



では、肩こりの症状が出たら、皆さんはどのように対処しているのでしょうか?


肩こりの症状が出たらすぐに対処すると答えた人の割合は全国平均が41.7%でした。


特に、肩こり人口の多い【奈良県】では37.8%と少なくなっています。


半分以上の人は肩こりがあっても放置しているようです。



一方、肩こり人口の少ない【沖縄県】では、すぐに対処すると答えた人が56.8%と、平均よりもだいぶ多くなっています。


肩こりを感じたらすぐに対処することが、肩こり人口が少ないことにもつながっているのかもしれません。


【沖縄県】では、肩こり・腰痛に対処するタイミングや対処内容への満足度も高く、セルフケアに対して自信を持っていることもうかがわせます。


 


さて、そこで気になるのが【沖縄県】の人が行っているセルフケアの内容です。


どんな特別なことをしているのかと思っていたら、最も浸透しているのがストレッチやヨガ・体操など体を動かすこと


2位が風呂やシャワーで体を温める、3位が市販の外用薬を使う・整体に行くという順でした。


【沖縄県】の人が特別なセルフケアを行っているわけではないようです。


【症状がでたらすぐにストレッチや体を温めるなどの対処すること。】


このことが、肩こりを撃退する効果的な方法なのかもしれませんね。


肩こりを治せば幸福度は3割向上する

肩こりを持っている人に自分の幸福度を採点してもらうと、全国平均が50.0だったのに対し、


肩こり人口の多い【奈良県】では49.4


肩こり人口の少ない【沖縄県】では56.4


と、幸福度にも明確な差が現れました。


また、耐えられないほどつらい肩こりを抱えている人を『肩こり重症層』と分類すると、この『肩こり重症層』では幸福度は46.9ととりわけ低くなっています。


つらい肩こりを感じている人は、幸福度が低くなっているようなのです。


 


そこで、肩こり重症層にもし肩こりがなくなったとしたときの幸福度を尋ねたところ、67.8にまで幸福度が向上すると答えました。


全体でも肩こりがなければ平均して33.7%向上するという回答が得られ、肩こりの改善が幸福度に大きく影響すると考えている人が多いようです。


 


しかし、残念なことに肩こりは治らないと諦めている人が多いようです。


肩こり・腰痛を抱えている人のうち63.8%が一生治らないと感じています。


全体のほとんどが肩こりが出ても放置しているのは、こうした諦めが影響しているのかもしれません。


肩こり患者は76.8%が医療機関を受診したことがないと回答していて、医療機関での治療が一般化している「ぎっくり腰」などの腰痛に比べて、治療自体が浸透していない実態がうかがえます。


 


一方で肩こりに対処するタイミングは、症状がつらくなってからが60.1%で最多。


我慢できなくなるほど症状がひどくなってからも14.3%と一定数存在します。


先ほどの【沖縄県】の例でも分かるように、症状が出たらすぐに対処することが肩こりの悩みを軽減する秘策です。


特別な治療を用意する必要はありません。


運動やお風呂で体を温める、湿布や塗り薬などの外用薬を活用するなどのセルフケアを小まめに行うことがポイントです。


肩こりの危険帯は18時~20時。仕事中から気を付けて!


肩こりが起こりやすい時間を見てみると、対策の仕方が見えてきます。


肩こりを感じる時間は12時~14時台までは4割以下と比較的少ないのに比べ、


15時~17時台は56.2%、


18時~20時台は60.9%


と終業時刻が近づくにつれ大幅に上昇し、帰宅後の21時~23時台には41.4%と落ち着きます。


昼休みの後の午後の仕事時間に最も肩こりを感じやすいようです。


 


肩こりの症状が出たら時間をおかずにすぐに対処したほうが効果的であることを踏まえると、昼食後の肩こりが徐々に増えてくる時間帯に重点的にセルフケアを怠らないように気を付けるようにするのがいいでしょう。


午後には疲れがたまり、姿勢も悪くなりがちです。


こうしたちょっとした疲れがたまると、肩こりにつながってしまいます。


午後にこそ肩こりや腰痛を寄せ付けないように姿勢を正しましょう。


また、1時間に1回は席を立ち、肩や腰を動かして軽くストレッチをするといいでしょう。


職場でも簡単にできる肩こり対策ストレッチを紹介します。


ひどい肩こりを感じる前に、次のような運動を小まめに行って肩こりを解消していきましょう。



ひどい肩こりは頸肩腕症候群と呼ばれる疾病です。


肩の違和感だけではなく、痛みや痺れなど、いろいろな症状が現れてしまうことがあります。


そうなる前に、早めの対処をすることが大切なのです。


 


 

肩こりをなくして幸福度を上げましょう

第一三共ヘルスケアの意識調査から、肩こりの実態が見えてきました。


症状が出たらすぐに小まめなセルフケアを心掛けることが、肩こりを予防し、幸福度をあげることにもつながるのです。


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